氏家大一郎:コラム

  Daiichiro UJIIE -column-
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電車が燃える!
沿線の建物からの火事。
・煙を確認も通過できると判断した電車。
・線路からの消火活動を考えた消防。
・消防の要請を受け踏み切りの非常ボタンを押した警察。
・非常ボタンで強制的にブレーキがかかり動けなくなった電車。
・火事現場の真横に電車が停まり、しばらくして電車の屋根に燃え移る…。

流れとすればこういう感じなのだろうか…。
普通に考えれば「何で火事現場の横に横付けするんだ!」となるだろうが、システム上の強制的な緊急停車なのだからこればかりは仕方が無い。「じゃあ早く移動しろ!」となるのだが、コンピューター管理されている以上、運転士の判断で勝手に運行が出来る訳でもなく、マニュアル上、運行管理?指令?なりへの報告や非常ボタンが押された踏み切りの安全確認もしなくてはならないのだろう…。「電車が動けないのだから電車から降ろせ!」と言っても線路に降りる避難誘導は、厳しい規制があってそれぞれの確認や許可が必要な訳で…。世界に誇る我が国の電車の安全運行システムが、逆に影響したという方が正しいのかとも思う。

ただ考えれば考えるほど怖い話。屋根が燃えているのだから…これが仮にラッシュ時だったらどうしたのだろうか?他の車両への移動などは出来る訳がない…ただただ待っていろというのだろうか…。非常時はマニュアル通りではなく現場の運転士と車掌の判断に委ね…勿論理想論ではある。都市部や過密ダイヤの現状では中々難しいとは思うが、何らかの対策は必要な気がする。

勿論…今回の件は、それぞれ最善を尽くそうとした結果。

それは間違いないが、最良だったのか…大惨事にならなかったら良かったで済まされる事ではないとは思う。
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